ページ数が多いサイトを公開する場合のサイトマップとインデックス

ページ数が多いサイトを新規公開する場合、SEO的に気をつける点はあるのでしょうか?

公開開始時に、ページ数が多いサイト、例えば、ショッピングサイトで、商品点数が多い場合などです。例えば10万点の商品がある場合。商品詳細ページが10万ページあることになります。
10万ページを一気にクロールすることはできませんし、効率的にクロールするのも難しいですね。
というわけでXMLサイトマップで効率的にクローラにアクセスさせることになるかと思いますが、いきなり商品詳細ページを10万リンクをサイトマップに入れるのは待ったほうがいいかもしれません。

Google Searche Consoleでサイトマップを登録してみてみると、最初は順調にインデックスが増えて行くのですが、ある時から全然増えなくなってしまいます。
ですが、手動で止められているわけでは無いようです。手動で止められている場合は、同じページの検索トラフィックー>手動による対策でみることができます。
特に何もなければスパム扱いはされていませんが、警告メッセージがあるのでそれに従いましょう。

手動による対策で何も無い場合は、おそらくアルゴリズムではねられた可能性があります。
本来、Webサイトというのは段階的にコンテンツが増えて行くものですので、いきなり大量にリンクがあるのはあまり健全とはいえません。

大量に生成されたページ、商品詳細ページのようなものは、一般的にみてコンテンツの価値が低いものです。価値の低いページが大量にあると、クローラーのアルゴリズムは、このサイトは価値が低いと判断されてインデックスの登録が止まってしまいます。

ではどうするか・・・

方法論1.売れ筋の商品、高価な商品など、利益率の高い商品のページから段階的にサイトマップに登録して行く。
インデックスへの登録が止まる前に、売れ筋の商品を入れることで、検索にヒットさせる確率を高めます。

方法論2.商品詳細ページは一旦諦めて、例えば、カテゴリーごとに商品一覧を表示したページを優先してサイトマップに入れる。
こうすれば、1ページに多数の商品名が乗ることになるため、少ないページ数で商品名での検索ヒット率を上げることができます。

サイトの価値を上げるには、どうしても時間がかかります。
昔は外部からのリンクが多いサイト=価値が高いと思われていましたが、スパムが増えたせいで現在ではあまり意味がなくなっています。
Google側のリソースは限られますので、多数のページを闇雲にページをインデックスに登録させようとするのではなく、マーケティング的に効率の良いページを優先的に登録させるように心がけるべきでしょう。

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