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将棋電王戦

将棋電王戦 Finalはプロ棋士の3勝2敗という結果で終了しました。
「将棋電王戦」最終局はソフト側21手で電撃投了、3勝2敗でプロ棋士が勝ち越し

まぁ賛否両論あるけど、「人間とコンピュータの関係が今後どうなるのか?」という命題に対する問題提起という意味では非常に面白い企画であったとおもいます。
たとえば2戦目。CPUが角成らずの王手放置で反則負けという結果でした。すでに棋士側の勝ちが確定している状況で、ソフトのバグを指摘するという、棋士の執念というか、対応能力の高さが現れた戦いだったとおもいます。

そして本日行われた5戦目。
いわゆるハメ業で、角をほぼ無料で取れる、CPUのバグ?仕様漏れ?盲点?をついた陣形にはまり、開発者が20手ほどで投了したという結果です。
これについて棋士、開発者双方に賛否両論があるようです。
私は、棋士のほうは、勝負なんだから勝つためはルールの範囲内で何でもありだとおもいます。
開発者のほうは、投了したのは正解だったとおもいます。ただ、悔しい気持ちはわかりますが、棋士に文句を言うのは筋違いかなぁとおもいます。弱点だろうがバグだろうが負けは負けです。それがわからなかった?直せなかったのなら、それはそのソフト、もっといえば開発者の実力なんだとおもいます。
CPU対人間といってますが、実は開発者対棋士で人間同士の戦いなんですよね。

しかし、個人的にはレギュレーションには疑問が残ります。半年前に棋士側にソフトを貸し出し、以後改変禁止というルールです。
主催者側は”そもそも公平ではないので”という理由ですが、まぁ、興行的に互角にさせるためという意味合いがまったくないとはいえないでしょう。

正直、このルールだと、対コンピューター戦のためにどれだけ時間を使ったか?の勝負で、将棋ソフトのデバッグ結果発表会という感じになってしまっているようにおもいます。
もっといえば、ほかの将棋ソフトと自動で何万局、何億局も指させて、統計的にどの陣形が弱いか?ハメ技があるのかを調べさせることもたぶん可能でしょう。でも、それで勝っても棋士の実力なの?という疑問が残ります。(まぁ、弱点がわかっていてもそれを実行できるかはわかりませんが・・・)
そう言ういう意味で、今回Finalにしたのは正解なのかもしれません。

最後の記者会見で、将棋ソフトとAIについての質問がありましたが、開発者の意見としては将棋ソフトは電卓の延長線上でAIとは違うんじゃない?というようなニュアンスの意見だったとおもいます。
やっぱり、現状はまだ棋士対開発者の人間同士の戦いなんじゃないでしょうかね?素手の空手家(棋士)と竹刀持った剣士(開発者)の戦いといった感じでしょうか?現状、竹刀の分だけ剣士が有利ですが、立ち回りによっては素手の空手家でも勝てます・・・的な?

本当の人間対コンピュータの将棋での戦いは、将棋のルールだけ教えて、あとは自動自己学習ができるような、本当の意味でのAIができた時なんじゃないかなぁとおもいます。

開発
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